読んだ

 

ソードアート・オンライン1アインクラッド (電撃文庫)

ソードアート・オンライン1アインクラッド (電撃文庫)

 
普通に面白かった。
かなり手垢の付いた題材だとは思うけど、作者なりに独自の色を
出す努力してたりして(システムが魔法を廃した近接戦闘特化のものだとか
そういう所)話に奥行きを与えてるというか。
話の作りは最初インパクトが弱いかなーって思ったけど、終盤の展開は
かなり急でびっくりした。まぁ若干ジャンプの打ち切りエンド臭が漂わんでもないが、
当初電撃大賞に応募する目的で書かれた話ならこういう落ちの付け方も納得できるかな、と。
 
ただやっぱり総合的に見ると、俺は「アクセル・ワールド」のほうが好みかなぁ。
全体的にソツがないんだけど、逆に尖った所もないんだよねぇ。
アクセルくらいけれん味があった方が俺はいい。
より万人向けを求めるならSAOのほうだと思うけどね。
 
それより何より一番気になるのは、この終わり方。
こんなんで作者はどーやって続編作ったんだ。
ある意味禁書目録の続編作るより無茶な感じだぞこれ。
まさかあの落ちがまんま「クリス・クロス」でした、みたいなことにはならんだろうし。
いろんな意味で続刊に期待せざるを得ないな、これは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

最後に、キリトとアスナのベットシーンは書き下ろしてでも入れるべきだと思いました。まる。